新築住宅を建てるとき、火災保険は必要かどうか気になる方もいるでしょう。新築住宅を建てるなら、多くの場合、火災保険は必要です。本記事では、新築住宅に火災保険が必要な理由を紹介し、火災保険にはどのような補償があるのか、火災保険料はどのように決まるのかなどを紹介します。当メディア注目エリアの札幌で災害に強い家づくりが得意なおすすめの住宅会社も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。新築住宅に火災保険が必要な理由引用元：photoAC新築住宅に火災保険が必要な理由は、次の2点があります。住宅ローンとセットになっていることが多い新築住宅がなくなると生活を立て直すことは難しい住宅ローンとセットになっていることが多い新築住宅に火災保険が必要な理由の1つは、火災保険が住宅ローンとセットになっている場合が多いことです。つまり、住宅ローンを契約するときに火災保険への加入が求められるのが一般的です。金融機関が火災保険への加入を求めるのは、万が一、住宅ローンを完済するまでに災害で住宅が住めなくった場合や多額の修理費用を負担することになった場合、金融機関としては住宅ローンの回収が困難になるからです。金融機関は住宅を担保（抵当権）にしていますが、住宅がなくなった場合は担保の意味がなくなってしまいます。そのため、金融機関としては火災保険を契約してもらって保険金請求権に質権を設定してもらうのが一般的です。質権とは、金融機関が優先的に保険金を受け取る権利をいいます。新築住宅がなくなると生活を建て直すことは難しい火災保険は住宅ローンとセットになっていることが多いと紹介しましたが、すべての住宅ローンが火災保険への加入を必須としているわけではありません。このように火災保険への加入が必須でない場合でも、住宅がなくなると生活を建て直すことは難しいため、備えとして火災保険に加入しておくのがおすすめです。もし住宅に住めなくなってしまったとしても住宅ローンは支払い続けなければならず、賃貸住宅の入居費用や引越しの費用、または新たに住宅を建て直す費用が必要になってしまいます。場合によっては、二重の住宅ローンを抱えることもあるでしょう。万が一の災害リスクに備えるためにも、火災保険に加入しておくことをおすすめします。新築住宅の火災保険の補償内容引用元：photoAC新築住宅を建てるときは火災保険への加入が推奨されますが、火災保険はどのようなリスクを補償してくれるのか理解しておくことも重要です。ここでは、火災保険の一般的な補償内容を紹介します。補償対象は建物と家財火災保険の補償対象には、建物だけでなく家財が含まれている場合があります。建物だけの場合、家財については保険金が支払われないため自己負担で生活に必要な家財を購入しなければなりません。補償対象に家財を含めるかどうかは、よく検討しておきましょう。さまざまなリスク（事故）に備えられる火災保険は、火災だけでなくさまざまなリスク（事故）に備えることができます。保険によって異なりますが、大きく分けると補償されるリスクの範囲は次の2通りです。リスク（事故）住宅総合保険住宅火災保険水災◯◯落雷◯◯破裂・爆発◯◯風災・ひょう災・雷災◯◯水災◯－外部からの飛来・落下・衝突◯－給排水設備の事故等による水濡れ◯－騒じょう等による暴行・破壊◯－盗難◯－地震・噴火・津波による損害は対象外火災保険はさまざまなリスクに備えられますが、地震や噴火、これらによる津波によって生じた損害は保険金の支払対象外です。このようなリスクに備えたい場合は、火災保険とあわせて地震保険に加入することも検討しましょう。なお、地震保険は単独では加入できず、必ず火災保険とセットで加入します。新築住宅の火災保険料は構造や耐火性能に左右される引用元：photoAC住宅の火災保険料はさまざまな要因によって左右されますが、主なものは次のとおりです。保険金額保険期間建物の所在地建物の面積建物の構造建築年月耐火性能基本的には、災害リスクが大きく補償が充実しているほど保険料は高くなります。中でも、新築住宅を建てる時は、建物の構造と耐火性能に注目しておきましょう。建物の構造はコンクリート造や鉄骨造、木造などで分けられており、木造（H構造）は保険料が高めです。しかし、木造であっても（準）耐火建築物であったり、省令準耐火建物であったりした場合には、T構造として保険料は比較的安くなります。火災保険料の負担を抑えたい場合は、T構造として住宅を建てられないか住宅会社に相談するとよいでしょう。災害に強い家づくりが得意なおすすめの会社引用元：株式会社フェザーホーム公式HP当メディア注目エリアの札幌で災害に強い家づくりが得意なおすすめの会社は、次の3社です。それぞれの住宅会社の特徴を紹介するので、ぜひ住宅会社選びの参考にしてください。フェザーホーム会社名株式会社フェザーホーム本社所在地北海道札幌市中央区南1条西27丁目1番29号 S127ビル電話番号011-214-9965設立2021年2月2日対応可能エリア札幌市 近隣エリア公式サイトURLhttps://www.featherhome.co.jp/株式会社フェザーホームは、北国に適した確かな性能を持つ家づくりをしている札幌の住宅会社です。確かな性能のほか、サウナを導入できるなど日常を「異日常」にする遊びゴコロのある家づくりにこだわっています。太平安藤建設会社名株式会社太平安藤建設本社所在地札幌市厚別区下野幌 テクノパーク2丁目6番6号電話番号011-807-8082設立1967年2月対応可能エリア札幌市公式サイトURLhttp://andou-kensetu.co.jp/株式会社太平安藤建設は、1964年に創業した歴史のある札幌の住宅会社です。太平安藤建設は、一般的な木造住宅よりも耐火性能が高いコンクリート住宅（RC住宅）を手掛けています。株式会社太平安藤建設 公式HPはこちらセルコホーム会社名株式会社スカイハウス本社所在地札幌市白石区北郷3条2丁目1-23電話番号011-879-2234設立2003年10月対応可能エリア札幌市・千歳市・江別市・小樽市公式サイトURLhttps://selcohome-sapporo.jp/株式会社スカイハウス（セルコホーム）は、住宅先進国であるカナダから学んだ高い住宅性能とデザイン性を備えた住まいを適正価格で提供する札幌の住宅会社です。構造はツーバイシックスであり、鉄骨よりも火に強いとされているカナディアンツーバイを採用するなどの工夫により、省令準耐火構造を実現しています。株式会社スカイハウス（セルコホーム） 公式サイトはこちら最後に引用元：photoAC新築住宅を建てるとき、住宅ローンとか火災保険はセットになっている場合が多いこと、そして生活を建て直すために必要であることから、火災保険は必要といえます。火災保険料の負担を抑えるためには、補償範囲など補償の内容をよく検討するほか、災害に強い家を建てることも重要です。災害に強い家を建てるときは、ぜひ本記事で紹介したおすすめの住宅会社に相談してみてください。